【知らないと大損?】退職したら気にするべきふるさと納税の落とし穴とは

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【知らないと大損?】退職したら気にするべきふるさと納税の落とし穴とは

ご存知ですか?

“退職”はふるさと納税にとって落とし穴のひとつ。

  • 退職したらふるさと納税で損をした!
  • 専業主婦・パートになったらふるさと納税の旨味がなくなった!

そんな声もちらほら聞こえてきます。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]ふるさと納税の”控除可能金額”が関係しているわ[/voice]

実は、退職が控除可能金額(上限金額)に影響を与える場合が…

この記事では、

  • 主婦
  • パート
  • 正社員転職

という退職後の進路3パターン別に、ふるさと納税に及ぼす影響についてや、落とし穴に落ちないようにするための解決案をそれぞれ解説します!

[box class=”yellow_box” title=”この記事でわかること”]
  • 退職が与えるふるさと納税控除上限金額への影響
  • 退職後の進路別、ふるさと納税の注意点
  • 退職金のふるさと納税上限額への影響
[/box] [voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]きちんと理解して、退職後もお得なふるさと納税ライフを送りましょ♪[/voice]

退職の落とし穴は「ふるさと納税の税金控除上限金額が減ること」

退職をしたら、ふるさと納税で控除される税金の上限額が下がる可能性があります。
それを知らずに前年と同じペースでふるさと納税をしてしまうと・・・

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]あっというまに税金控除上限額をオーバー![/voice]

越えてしまった分は寄付お金として消えてしまうんです。

下がる理由は年収の変化

ふるさと納税による税金控除の上限額は、年収によって決まります。
そのため、退職で年収が変化すると、ふるさと納税に影響がでます。

年収が大きく変化する退職のパターンは主に以下3つ。

[box class=”yellow_box” title=”年収によるふるさと納税への影響” type=”simple” ] 【1】正社員転職(キャリアアップ):
    年収が激増 → 上限金額がより上がる
【2】パート:
    年収が減  → 上限金額が下がる
【3】専業主婦:
    年収が激減 → 上限金額がより下がる[/box]

キャリアップでの正社員転職以外、ふるさと納税の上限額は下がるということを覚えておきましょう!
もちろん、正社員転職でも収入が下がれば上限金も下がるので注意。

退職は年末にするのがおすすめ!

退職年に限り「減収を抑える=ふるさと納税の上限額を維持する」ことが可能です。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]その方法は「年末に退職する」よ![/voice]

理由は、上限金額を計算する【年収の対象期間】を知れば理解できます。

還付・控除の上限は、ふるさと納税を行う年(1月1日~12月31日)の所得金額で計算されます。例えば2022年にふるさと納税を行う場合は、2022年1月~12月分の所得(給与所得者であれば年収)から限度額を算出します。

引用:さとふる

つまり、

となるわけです。

まだ退職前で「今年分のふるさと納税を既ににたくさんしてしまった!」という方は、可能であれば12月末退職で調整しましょう!

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]じゃぁ次は専業主婦・パート・転職それぞれで覚えておくべきポイントをチェックよ![/voice]

【専業主婦になったら】夫婦で7万円減?ふるさと納税の上限額には要注意!

専業主婦になったら、収入の大幅減は避けられません。
そのため、どうしてもふるさと納税も制限されてしまいます。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]専業主婦になったら、翌年にどのくらいふるさと納税の上限額が下がるのかを確認しておくべき![/voice]

翌年の年収はゼロ見込み…ふるさと納税できません

翌年は、自分名義でふるさと納税ができません…。
年収がゼロなら、ふるさと納税の控除対象となる税金(所得税と住民税)もゼロになるためです。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]うっかりふるさと納税をやってしまうと、控除されることなく自治体に全額寄付して終わりとなるので注意![/voice]

ご好意で自治体に寄付するなら止めないですが(笑)
基本的には、旦那さま名義のふるさと納税だけで我慢しましょう!

ただし退職の影響は旦那さまのふるさと納税にも影響が・・・

扶養に入ると旦那名義のふるさと納税上限額も下がる!

あなたが専業主婦になると、旦那さま名義で行うふるさと納税の上限金額もかならず下がります。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]理由は、扶養に入るとことで旦那さまが配偶者控除を受けられるためよ[/voice]

どの程度下がるかは以下シミュレーション表で例を挙げてみましょう。

引用:さとふる

[box class=”yellow_box” title=”【年収500万円の場合】夫のふるさと納税上限額の変化” type=”simple” ]・共働き時:60,000円
・夫婦時(配偶者控除を受ける時):47,000円

【上限額の変化量】
60,000 – 47,000 = 13,000(円)
[/box]

旦那様のふるさと納税上限金額は13,000円減ります。
ふるさと納税額としては結構な痛手ですよね。

夫婦合わせるととんでもない減額に

仮に、退職前のあなたの年収も500万円だった場合、60,000円分できていたふるさと納税が退職翌年にはゼロに。すなわち・・・

実質、夫婦二人で前年比73,000円の減少!!

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221325.png” name=”ポチ” type=”r”]な、7マン3ぜんえん・・・!?さとふるならお米50キロ分以上の減額ね・・・。[/voice]

引用:さとふる

かなり悲しいことに…。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]ただし、配偶者控除を受けるメリットも実は大きいわ。[/voice]

例えば以下。

[box class=”yellow_box” title=”扶養に入るメリット” type=”simple” ]・所得税をとられない
・年金保険料の納付義務がない
・健康保険料を払う必要がない
・扶養手当がもらえる[/box]

ふるさと納税額ばかりに気をとられず、何が一番家計にメリットがあるかをきちん確認しましょう。

【パートになったら】やるだけ無駄?ふるさと納税の恩恵は少ない

次にパートタイマーになる場合です。
正社員時代と比べて、年収がガクっと下がるケースがほとんどでしょう。

パートの収入ではふるさと納税をやるメリットは少ないです。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]それどころか、ふるさと納税をすることで損をする場合もあるわ。[/voice]

年収100万円以下なら専業主婦と同じ!ふるさと納税はできない

パート収入が年収100万円以内なら、専業主婦同様に住民税・所得税ともに非課税のため(下記参照)、ふるさと納税の上限金額もゼロとなります。

[box class=”yellow_box” title=”(参考)非課税になる年収の条件” type=”simple” ]・所得税 → 年収103万円以下
・住民税 → 年収100万円以下[/box]

旦那名義のわずかな限度額内でガマンしましょう。

年収200万円がギリギリ黒字ライン?

どのふるさと納税サイトも、上限金額シミュレーション表では年収300万円からの表記しかありません。年収が300万円以上ないと、ふるさと納税を行うメリットが非常に少ないと言われているためです。

そして、ギリギリ黒字になるボーダーラインは年収200万円と言われています

実際に200万円の人がどうなるか見てみましょう。

[box class=”yellow_box” title=”年収200万円妻のふるさと納税をやるメリット” type=”simple” ]

【前提条件】ふるさと納税の返礼品の返礼割合は3割以下(下記参照)

ふるさと納税の対象とする地方団体の基準(一部抜粋)

・返礼品を送付する場合には、以下のいずれも満たす地方団体
・返礼品の返礼割合を3割以下とすること
・返礼品を地場産品とすること

引用:総務省 ふるさと納税ポータルサイト

・年収200万円のときの控除限度額 = 15,000円(計算は詳細は省略)
・返礼品の価値 = 15,000円 × 0.3 = 4,500円(以下)

ふるさと納税の自己負担額は2,000円なので、

実際のメリット= 4,500 – 2,000 = 2500(円)

[/box]

たしかに+2,500円ならなんとかギリギリ黒字といえますね。
年収が200万円未満なら、さらに控除限度額や返礼品価値が下がるため、損をする可能性すらでてきます。

ふるさと納税をする魅力はそこまでなさそうですよね。

【正社員転職したら】転職先の給与次第!ふるさと納税が今まで以上にお得に?

最後に正社員転職についてみていきましょう。
転職時はふるさと納税の考え方は難しくありません。

転職年は2つの会社の収入を合算して上限金額を計算

会社が変わろうが、上限金額はあくまで1月~12月の収入合計で決まります。
転職をした年に限り「前勤め先・転職先それぞれからその年にもらった給料を合算」すればよいです。

例)7月転職の場合・・・

合算した年収が前年より多ければふるさと納税の上限金額も上がり、逆に低ければ下がります。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]転職だけではその他控除などは発生しないから、シンプルに年収のみで考えれば良いわよ。[/voice]

【越年での転職は要注意】確定申告しないと税金控除が適用されない!

転職先の就業開始が年を超える場合、確定申告での寄付金控除の申請がマストです。
そうしないと、退職年のふるさと納税分の控除が適用されません。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]年末調整をしていないためよ。[/voice]

そう、通常は勤め先の会社が年末調整をしてくれますが、退職しているために処理されていない状態になっています。

確定申告が必要ということはワンストップ特例申請もできません。
確定申告とワンストップ特例特例申請については以下をご覧ください♪

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転職が年をまたぐ場合は、気をつけましょう!

退職金による収入増はふるさと納税に影響する?しない?

退職時に退職金がもらえる企業もありますよね。
定年時と比べると少額ですが、それでも100万円を超えるケースも十分にあります。

退職金をもらうとその年は収入増えてしまいますが、ふるさと納税の上限金額にほとんど影響はありません

理由は以下の2つです。

[box class=”yellow_box” title=”2つの理由” type=”simple” ]1.退職金の住民税はふるさと納税の控除対象外
2.退職金の所得税は税額が非常に少なく計算される[/box]

それぞれ詳しく解説します。

退職金の住民税はふるさと納税の控除対象外

退職金にかかる住民税は、以下のように通常の住民税とは別の形式が採用されており、ふるさと納税の控除対象外とされています。

  通常の住民税 退職金の住民税
課税対象 前年の全所得の合計(退職金は除く) 退職金のみ(分離課税)
徴収タイミング 6月~ 支払い時(源泉徴収)

退職金の住民税は他の所得とは独立して課税され、所得税とともに源泉徴収で差し引かれます。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221325.png” name=”ポチ” type=”r”]もらった退職金は、すでに納税されてるものってことね[/voice]

特別に税金が処理されるため、ふるさと納税の控除対象にならないと覚えておきましょう。

所得税は控除対象。ただしほとんど期待できない

一方、所得税はふるさと納税控除の対象です。
前述した源泉徴収をとりやめた上で確定申告を行うと、控除対象にすることができます。

が、ほとんどふるさと納税上限金額の増額に期待はできません

[box class=”yellow_box” title=”退職金の所得税の特徴” type=”simple” ]・「退職所得控除」という優遇措置がある
・勤続年数が少ないほど税額が低くなる[/box]

この”退職控除”があることで課税対象となる所得額が低なり所得税も当然低くなるということです。さらに、お若い方は勤続年数がそれほどないので税額がさらに下がります

上記の理由で退職金はふるさと納税の上限金額にはほぼ影響しません。

[voice icon=”https://free-n-to-oka.com/wp-content/uploads/2019/07/km186880800107122221327.png” name=”ウシ子” type=”l”]めんどうだしあまり効果がないから、退職金は源泉徴収してもらうことをオススメするわよ[/voice]

【まとめ】退職したら気にするべきふるさと納税の落とし穴とは

・ふるさと納税の控除可能上限金額はその年の年収で決まる。
・専業主婦になると自分名義でふるさと納税はできない
・専業主婦になると旦那名義のふるさと納税にも影響がでる
・パートタイマーになるならふるさと納税をやるメリットは少ない
・年をまたぐ転職は確定申告が必要なので注意
・退職金はふるさと納税の上限金額にはほぼ無関係

「退職して何をするか」ではなく「年収がいくらになるか」
それがふるさと納税の上限金額に影響するということを覚えておきましょう!

これで損をすることなく、引き続きお得なふるさと納税ライフを送れますね♪
これからの新しい人生を楽しみながらお過ごしください!

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